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築100年を経た建物ゆえ、あちこち傷みがめだってきました。また、人間に例えれば加齢のため腰が曲がってきていました。人間も建物も、姿勢が正しくないと寿命は縮んでしまいます。
そこで建物の寿命を延ばすため家をジャッキで持ち上げ、基礎を打直し、水平を取り戻しました。表面的な修繕、補修では生き生きとした建物に生まれ変わることは出来ません。
木は生きてきた樹齢と同じだけの寿命を建物に使われても生きるといいます。そして建物は幾月を重ねてなお美しくいきいきと生きること。そのことに思いを馳せつつ大勢の職方の力が結集しました。
しかし、単なる復元では家のはく製でしかありません。現代的な機能と目的を持たせ、次の時代へつなぐ力を吹き込んで再生すること。それが寿屋の取った方法です。
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